こんにちわ！望月螺旋の渡辺です。
暑さまっさかりの8月。いかがお過ごしですか？ お盆休みは楽しめたでしょうか？
ついに今月号でtexmo clubも12回目を迎えました！祝！1年でございます！（＾＾）！
1年とは早いものですねー（しみじみ）
これからも頑張りますのでご愛読よろしくお願いします。
【１】Revolution in MOCHIZUKI・・・「 新連載★チタン豆知識 」
【２】今日のコラム
【３】静岡大辞典・・・「 おいしいお店第2弾 VOL2 」
【４】ふれあいコーナー
ここでは望月螺旋が誇る、製品や最新技術及びVA・VEなどの
提案成功事例などをご紹介いたします。
第12回、 チタン豆知識 PART 1です。
望月螺旋ではここ数年力を入れている取扱商品としてチタン製品があります。
チタンとは 軽い! 強い!! 錆びにくい!!! といった特性を生かし、
厳しい使用条件・環境にも対応できる多彩なメリットを持つ魅力あふれる最先端の実用金属です。
今月号から３部作でこのチタンについての豆知識をご紹介します。
まずは第一回目、チタンの資源と製造方法をご説明します。
１． チタンの資源について
地球を構成している地殻のなかには多量のチタン（０．４％）が含有されており、
金属のなかではアルミニウム（８．１％）、鉄（５．０％）、マグネシウム（２．１％）に次いで
４番目に多い金属（元素）です。 埋蔵量は１６億トンとも３６億トンともいわれています。
現在世界で約６０，０００トンのチタンが製造され、日本での製造は約４割（２４，０００トン）を占めています。
２． チタンの製造方法
チタンは「マグネシウム還元法（クロール法）」によって製造されます。
チタンの製造方法について詳しくご説明いたします。
１、チタン鉱石であるルチル鉱石、またはイルメナイト鉱石を約９００℃の真空中で塩素と反応させ、
カルサインコークスを装入し、四塩化チタンをつくります。
２、四塩化チタンをマグネシウムと約９００℃の真空中で還元反応させてスポンジチタンを作ります。（クロール法）
３、スポンジチタンをプレスして、真空溶解炉にてチタンインゴット（金属チタンの塊）になります。
このインゴットを用途・目的に応じて、圧延（板）・棒・管・線・鋳物などの展伸材に仕上げます。
簡単に説明しますと、酸化チタン（Ｔi O２）を塩素、マグネシウムなどを使い
分離し、 チタン（Ｔi ）を製造します。
またチタン（展伸材）を作るのには、大量の電力（スポンジチタン１トン作るのに
約１.５から２万KW/Hとアルミニウムの製造と同じくらい電力を使う。）と、
約９００℃と高温で、 真空の環境を作らなければならないため、大量のエネルギーが必要となり、加工費が高くなります。
以上が、チタンの価格が高くなってしまう理由です。
今回はチタンの資源と製造方法についてお伝えしました！
次回は★チタンの魅力★と採用例についてお送りします。
今回のコラムはワタナベらしくない（？）ちょっと知的コラムになりそうですよ★
先々月のことですが、某銀行のキャッシュカードが新規作成顧客は全32色から選べるようになるとの記事を見つけました。
キャッシュカードといえば、どこか古クサーイ色だったりかわいくないデザインだったり・・・
デザインが選べても自動的に基本デザインのカードを作成されていたり・・・（体験談 早く言ってヨ!!みたいな）と
私にとってはあまり財布に入れておいても楽しくないものでした。
今回のこの企画はブルー系、赤系、グリーン系を豊富に展開した色のカードのようです。
ネーミングもblue skyからdeep ocean、cherry blossam、baby face、melon sodaなど
ちょっと変わっていてポップな名前ばかりです。
現行のカード所持者の変更受付はまだ先だそうですが、今から楽しみになってしまいました。
一色しか選べないのが悔しいくらいです。(＞ ＜）
今までずっとキャラクターのデザインの違いから一歩視点を変え、
「カラーにこだわる」というアイディアが市場にどう受け入れられ、
反応が起こるのか、ネジ業界では初!!のオールカラーメルマガを発行している
ワタナベも注目しています。
望月もそういった発想の転換や、話題性を提供できる会社でありたいと思います。
